機体名 ヤサカニ
形式番号 WS-01B
分類 第一世代除草兵
所属 陸上自衛隊
開発 防衛省技研本部/三菱重工他 (原型機はJA(農協)による)
生産形態 量産機
全高 15m
本体重量 40t
全備重量 49t
乗員人数 4人
主動力 大型マグネシウム燃料電池
装甲材質 発泡金属(増加装甲に超高張力鋼を使用)
ユニットコスト 30億円

標準装備
105ミリライフル砲×1 (手持ち、戦車用を流用したHEAT弾、対除草兵用散弾・榴散弾など複数種類の弾種を扱う)
強化防盾×1 (クサナギ改の超高張力鋼製シールドより大型で手持ち、肩にマウントも可能)
ヒート・エンピ×1 (手持ち、折り畳み構造で背中にマウント)
二連装TOW発射装置×2 (両肩に一つずつ。対戦車ミサイルのベストセラー。対除草兵弾頭を新規開発。)
偵察監視ユニット×2 (腹部の前後に一つずつ存在する半球型の一人用砲塔。7.62ミリ機銃+40ミリ榴弾銃に加え前方監視型赤外線装置、音響センサー等を搭載しており1〜2m級の小型の脅威に対応することを主眼としている)


1984年8月 D.Pによるテロ行為を受けA号標的以外の除草兵に対する脅威が表出。しかしながら草刈り(A号標的に対する作戦)のために組織され、対人戦への心理的負担を払拭できない滅草隊に代わり自衛隊が重要施設の警備や対革命戦を担う事が決定された。それにともない、対人・対除草兵を重視したクサナギのバリエーション機「ヤサカニ」の開発が行われ、既存技術を組み合わせることで11月には東北方面への配備が開始された。

人形二足歩行兵器である除草兵は重量に対し装甲が薄くなり弱点となる可動部も多いため、対除草兵に限れば戦車やソフトスキン車両など既存のプラットフォームから対除草兵兵器を運用すればよく、わざわざ高価で運用に手間のかかる除草兵を本任務に充てるのは不自然とする声も防衛省の制服組を中心に強かったが、内局の背広組(及びそこに影響力を持つ旧内務省系官庁)に押しきられた経緯がある。

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